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2008年11月 4日 (火)

~3連休...天皇杯の話も(長文)~

 お天気もまずますだった3連休!!

 初日は大阪の街中までSET(スーパーエキセントリックシアター)の舞台を観に、嫁さんとお出かけしました。
 ここ数年SETの本公演は大阪でもやられていて、こっちへ来てからも本公演は欠かさず行ってましたが、今年のテーマは「任侠」でありました。この言葉を聞くと「任侠映画」が思い浮かんで、とある業種(?)の人達のことが思い浮かびますが、そもそも「任侠」という言葉と辞書で調べますと...「弱きを助け強きをくじくことを信条とし、義のためには命を惜しまないという気風」のことを言うそうです。ここで言う「義」とは、儒教における、人として守るべき正しい道とか道理を指します。
 「任侠」という言葉の意味について調べてみて、「そういうことかぁ」などと思っているぐらいなので、こんなこと書いているオイラ自身「義のために命を惜しまない」行動ができるのか正直自信はありませんが(オイオイ)、家庭をもつようになって一年経ち、嫁さん、そしてこれから生まれてくるであろう自分の子供達のことを俺が守る!という気持ちが強くなっています。きっとそういう状況になったら勝手に動いちゃうんだろうな...今漠然と持っているこの感覚もDNAに組み込まれているものなのかもしれませんね。
 おっと...話は戻って、舞台の方はSETらしく笑いとアクションをちりばめながら、テーマである「任侠」を軸として進んでいきました。最後はまさに「任侠」を貫き通した結末ということになるのですが、途中大笑いしながらも、「任侠」ってやつを少しはわかったような。今年の大阪公演の最後が、本公演自体の千秋楽だったということもあってカーテンコールが長く、これもまた貴重でした。(終演後、都合幕が3回開いた(笑))最後は座長の「みなさん、もう帰りましょうよ~!」と半分冗談・半分本気?の一言で終わり、大爆笑の中終わりました。
 帰りに心斎橋の粉もんのお店でお好み焼きともんじゃ(久々!)を食べて、お腹も大満足でした。

 2日目はTVで天皇杯観戦(鹿島vs国士舘大学)。前年Jリーグ王者の看板を掲げた鹿島がすんなり勝つと思いきや、国士舘大が常に先手をとる展開となり、非常に面白いゲームになりました。鹿島が追いつき、国士舘大がゲームを決めるチャンスを逃し、延長戦へ突入したのですが、延長戦でも決着つかずPK戦へ...国士舘大の方は120分やりきって、精も根も尽き果てたのか3人が止められ、一方鹿島の方は3人が確実に決めて勝利。鹿島も相手をナメていたわけではないのでしょうが、国士舘大の善戦にスタジアムのムードが妙な感じになってきて、それがさらに国士舘大の自信を深めさせて良さを引き出し、鹿島からすれば普段の力が出せなかったってとこでしょうか。サッカーの心理面での難しさを見せてくれたゲームであり、観ていて楽しいゲームでしたね。カップ戦の醍醐味であるアップセットまでもう一歩だったんだけどね~...数年前の横浜FMvs市立船橋高校のゲームを思い出しました。いやぁ、惜しかった~!

 3日目もおうちでのんびり...午後1時からはパソコンで我らが浦和レッズのゲーム途中経過をチェックしつつ(TV中継なし)、TVでは川崎vs山形。このゲームも山形がセットプレーからまんまと先制点を取り、面白い展開。山形は陣形をコンパクトにして、連動した動きでボールを奪うと早めにトップにボールを入れるという形を徹底していたのですが、前半のうちに川崎が逆転。逆転したのが前半終了間際だったのも山形にとってはダメージが大きく、後半疲れから動きが鈍くなってくると留めの3点目。山形の方は足を攣らせる選手が続出し、善戦及ばず。組織・個人ともに一枚上手の川崎に軍配が上がりました。

...が、川崎のゲームが終わっても駒場の方は終わらず...

 駒場の方は延長戦に突入。ポンテのPKでの1点を守りきって辛勝。細貝の赤紙退場のおまけつきだそうで...(ため息)。まぁ、これが現実と受け止めるしかないのですが、サポの一部がこのところ恒例の居残りを敢行したそうで。

 試合内容&フロントへの抗議なのでしょうが、既にフロントは今季に関しては現体制のサポートを表明していますし、現場にはACL出場権の獲得と厳命したとか。納得いくかどうかは別として、その方向性を示した以上、今季中に劇的に何かが変わるとは思っていません。過去の経験からしてもそうでしょう。良かれと思って監督のクビを切り、J2まで行ったことだってあるわけで...居残り組は今の段階でフロントと監督の刷新を要求しているのでしょうか?今それをやって良い方向に進むかどうかなんて、誰にも分からないわけです。現状を直視せず、独善的に、自分達が全てのサポの声を代表していると思っているのだとしたら、思い上がらないで欲しいです。「浦和レッズの事を思って声を荒げる」ことは理解できますが、今の状況は「声を荒げることが浦和レッズの事を思うこと」になっているようで仕方がありません。拳を上げた手前引っ込みがつかなくなっているのであれば、今さらカッコつけるのはやめた方がいいのでは...と思います。

 クラブとの対話を求めるのにスタジアムに居座るというのもどうなんでしょう。警備、会場設営やその管理に関わる人達はその日の仕事を終えることができないわけですし、サポvsクラブの構図とは全く無関係なところで迷惑をこうむる人がいるわけです。無関係な人達に迷惑をかけるということが道理に反すると思い至らないのか?筋の通らないことをしている(迷惑をかけている)自分のことを棚に上げて、自分の主張をしたところで(いくらそれが正論であってたとしても)筋が通らないとは思わないのか?クラブが事を荒立てずに(公共施設の不法占拠と言えば、警察を動かすこともできるわけで)話し合いで解決しようとする姿勢に甘えているとしか思えません。クラブはサポーターとの関係を壊したくないと思っているのに、それをサポ自ら崩壊に導く危険性を秘めているという自覚があるのでしょうか。

 負のサイクルに陥っている状態で相手に自分の苛立ちをぶつけるのは得てしてありがちですが、これはサッカーに限ったことではないでしょう。状況が悪いと全てのことが実際以上に悪く見えるのもありがちなことで、何かうまくいかないなぁと思っているときに、やることなすことにダメ出しばかりされたらどういう気持ちになるか...相手がその苛立ちをまた周囲にぶつけることになれば自分の周り全てが負のサイクルに陥っていきます。まさに浦和の今の状況です。
 「プロ選手だからそれぐらい耐えなきゃ...」という人もいるでしょうが、実生活に置き換えてみれば、こういう状況ってスポーツの世界に限ったことではなく、仕事や学校生活にだって当てはまることで、他人事(ひとごと)ではないはずです。

 スタジアムで過ごす時間はサポには非日常ですし、時に感情が爆発することもあるでしょう。しかし、ピッチ上の選手達にはそれが日常の一部なわけで非日常の中でサポが必要以上に増幅させた怒りを、そのピッチで日常を終えた選手達にぶつけることがクラブを思うということなのかと思うところがあります。今の浦和は強き者ではなく、自信を喪失しきった弱き者です。自信を喪失している者にブーイングや罵声を浴びせるのはだいぶ上に書いた言葉を借りると「任侠」が無いと思いませんか?(「そんなの元から無い」と言われれば、話になりませんが)周りが批判しているから、周りがブーイングしてるから、自分もそれに乗っかって...とただ周りに流されているのであれば、自分の頭でよく考えて欲しいものです。周りに流されていると感じるならば黙ってそこを去って頭を冷やすのもひとつの判断でしょう。
 We are...を謳うのであれば、クラブが調子のいいときには「素晴らしいサポーター」でクラブ調子が悪くなったら「駄目なフロント・選手」と言う具合に立ち位置を変えてる場合ではないでしょう。クラブがダメになってる時は(自分も含めて)サポもダメになってる時です。今のような最悪の雰囲気を作り出して、クラブに関わる人達がサッカーに集中できなくなっているとすれば、サポの本意ではないですし、現状を直視した上で、サポとしてどうするか...文句を言いにスタジアムへ参戦する(=周囲を負のサイクルに陥らせる)くらいなら、行かければいいし、スタジアムの雰囲気を悪くするよりも、今はこらえてサポートに徹することの方が重要だと思うのはオイラだけでしょうか。

 なぜ、自分は浦和レッズのサポーターなのか...サポーターになったきっかけ、浦和が好きな理由...それぞれ色々な思いがあったはずです。今一度見つめなおしてみてはどうでしょうか?

 オイラも今の状況に言いたいことはたくさんありますし、ピッチ上で繰り広げられるサッカーが笛吹けど踊らず以前の状況には腹が立っていますが、現実は直視しないといけません。そもそもサッカーに限らず、切羽詰った状況では理想も語れないという面はありますし、その理想(理念?)を今シーズンが始まる段階で明確なビジョンにできていない上に未だにはっきりと示していないクラブには今の状況を深刻にとらえて、真摯に考えてもらいたいし(真摯に受け止めているとは思いますが)、オイラ達サポーターに明確に示してもらいたいです。今シーズンに関してはそれが明確にされていないが故にみんながみんなバラバラな方向に向かって文句を言っているような感じがします。クラブが示した理念がそれが到底納得のいくもので無ければ、文句を言うし、その上で何も変わらないのであればそのときは、それなりの判断をするだけです。今は現実を受け止めてサポートに徹します。

 これがオイラなりのレッズに対する「任侠」なのかなぁ...甘いのかもしれませんが。

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